こみ上げてくる感情、発する言葉、そして
伝わらない言葉、表現されない感情まで。
中村穣二の描く作品はいつも同じ周波数で発せられる
メッセージがある。
彼の作品を前にすると作品と自分の間に
感じる空気感がいつも同じなことに気がつく。
描くという行為の結果が作品となった。
白と黒、情報をミニマムにすることによって
作品は観る人の感性にゆだねる。
絵を描き、それを人が観る。
そんな行為、コミュニケーションがテーマ。
今回のWhite Showでは、
彼らしい繊細さを残しつつ、
今までより自由な筆跡で感情を表現させた。
僕の心の隙間にふっと入り込む。
中村穣二の絵を前にすると、
感情を作品ゆだねている自分がいる。
竹村卓 (ライター・編集者)
国内外の個展、グループ展で意欲的に作品の発表を続ける、画家中村譲二の新作の立体平面作品と立体作品を発表いたします。
Joji Nakamura WHITE SHOW
2012年11月10(土)~11月18日(日)
11:00~19:00
SLANT
石川県金沢市広坂1-2-32 2F
076-225-7746
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