Situated in central Nepal, Manaslu is the eighth highest mountain in the world. The name finds its root in Sanskrit, from the word “Manas”, or “spirit”. This book is a collection of photographs that I took during an expedition to Manaslu from August 26 to October 6, 2012, and a record of having reached the 8,163 m peak.
「体力も精神力も使い切ってベースキャンプまで戻ると、体の中身が入れ替わるような感覚があった。」(本書より/日本語原文)
2012年9月30日、石川直樹はネバール中央部にある世界で8番目に高い山、マナスル(Manaslu)の登頂に成功した。
自分の体を一回使い果たして、もう一回体を作り直しているような今までにない充足感を体験し、彼はこの遠征を機に、さらにヒマラヤとそこに暮らす人々に魅了されていく。
サンスクリット語で「精霊の山」という意味を持つマナスルは、8,000m峰14座のなかで唯一日本隊が初登頂した山である。 湿った緑の土地から登山がはじまり、約1カ月間以上におよぶ遠征で撮影した写真を収録。 「ローツェ(Lhotse)」「チョモランマ(Qomolangma) 」に続くヒマラヤ写真集シリーズ第三弾。
Manaslu 石川直樹
仕様:H280mm×W300mm
48ページ/ハードカバー
ISBN:978-4-907487-05-8
デザイン:田中貴志
定価:2,800円+税