5

5

5

slant-037
 
With creative, individual styles, these two artists face the world head-on to introduce the unique locations where they are active. What we see are images from two completely different worlds that reveal the surprisingly tranquil reality of life and death. By experiencing these two representative collections together from the artists – two artists who are at once in contrast and yet unmistakably cut from the same vein – we are given a rare insight into the endless possibility of photographic expression.
 
slant-038

slant-039

slant-040

slant-041

 

他に類を見ない独創的な作風によって活躍の場を広げるこの2人の写真家は、ともに人間や生物そして自然界の営みに対して真摯に向き合い、それぞれが全く異なる視点で我々の観たことのない生や死の姿を、驚くような静謐さをもって浮彫りにしてきました。この、対照的ながら一つの軸線上で繋がるだろう2人の代表的なシリーズを同時にご覧頂くことによって、写真表現の尽きない可能性を感じることでしょう。

 
 

5 石塚元太良、田附勝
仕様:H408×W273mm /タブロイド版新聞サイズ
カラー、24 ページ
アートディレクション:田中貴志
定価:500円+税


石塚元太良/Gentaro Ishizuka
1977年生まれ。2002年デジタルカメラで世界を2周しながら世界の位相を撮影した写真集「worldwidewarp」でデビューして以来、パイプラインや氷河、ゴールドラッシュなどをモチーフにしながら、独自のランドスケープを世界中で撮影し続けている。2002年に日本写真協会新人賞、2011年、文化庁在外芸術家派遣員。2012年アイスランドのSIMレジデンシーに招聘されて滞在制作を行う。来夏にはレイキャビック写真美術館で展覧会予定。
http://nomephoto.net/works/gold-rush-alaska/

 

田附勝/Masaru Tatsuki
1974年、富山県生まれ。1998年、フリーランスとして活動開始。同年、アート・トラックに出会い、9年間に渡り全国でアート・トラックおよびドライバーの撮影を続け、2007年に写真集『DECOTORA』(リトルモア)を刊行。翌年には、日本「リトルモア地下」、米国「TAI Gallery」にて同タイトルの個展を開催した。2011年に刊行した写真集『東北』(リトルモア)は、2006年から東北地方に通い、撮り続けた。現在もライフワークとして東北の地を訪れ、人と語らい、自然を敬いながら、シャッターを切り続けている。2012年、第37回 (2011年度) 木村伊兵衛写真賞を受賞。
http://tatsukimasaru.com/is-the-blood-still-red/
 

BOOK


404