Double Fantasy

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「人間行動の根源には性的欲動がある。」そうフロイトが喝破して一大センセーションを巻き起こしてからおよそ100年ー。真面目ぶった小学生が、陰でハードコア・ポルノを見られる時代に私たちはいます。巷のそこここに潜むジャンクなエロスの数々。Rockin’Jelly Bean とKing Joeは、そんな時代の最良のアーティストと言えるでしう。彼らは下着からレコード・ジャケットまで、メディアを横断して多くの作品を発表してきました。緻密さと大胆さ、構成力と直感力、彼らの作品のあり方は一見すると異なっていますが、ガレージパンクという土台に築かれた、高尚さを気取らないエロスとユーモアを共有しています。King Joe はコラージュをメインに新作のレコード・ジャケットを披露し、Rockin’Jelly BeanはKing Joeとの共作など、新たな手法を用いて従来のファンのイメージを良い意味で裏切るはずです。異なった道を歩んできた2人が「エロス」というテーマで結びついたとき、いったいどのような作品が生まれるのでしょうか。本展では、そんな二人が「エロス」をテーマに結びつき、これまで見せたことのない作風に挑戦します。
 
 
ダブルファンタジー 2010 ~スキャンティーの誘惑~
2010年5月2日(日)~ 5月30日(日)
12:00~20:00
SLANT 石川県金沢市広坂1-2-32 2F
076-225-7746 入場料:無料
 
対談: Rockin’Jelly Bean×King Joe×安田謙一(ロック漫筆家)
入場料:無料
2010年5月2日(日) 18:00~
 
オープニングパーティー
『ダブルファンタジーナイト』~スキャンティーの狂宴~
2010年5月2日(日) 21:00~
Adv.¥2,000/Door¥2,500(各別途ドリンク代¥500)
会場:金沢8HALF
石川県金沢市片町 1-6-10 プラザービル2F tel076-264-3586
DJ:King Joe、MATSUO、ANDO
SPECIAL LIVE ACT:THE GO-DEVILS featuring Rockin’Jelly Bean (from Osaka)、モクメ(from Nagoya/kanazawa)


Rockin’Jelly Bean/ロッキン・ジェリービーン
音楽と密接な関係にある彼のアート・スタイルは日本のインディー GARAGE PUNKシーンにてフライヤー、ジャケットな どをキャリアの原点としている。さらに活動は国内外、インディー、メジャーの枠を越え拡張し、現代美術の世界まで 及ぶ。96年の渡米をきっかけにLAW BLOW ARTシーンでの活躍の場を見いだした彼はCOOP、KOZIKなどと共にグループ展に 参加。それと同時にブランド「EROSTY POP!」を設立。7年間のL.A.での活動ののち、’05年からは活動の拠点を大阪に移 し、近年は原宿ショップ「EROSTIKA」をプロデュースする側ら様々な分野でCOOLなアートワークを提供している。
http://www.rockinjellybean.com
 
King Joe/キングジョー
1968年香川県生。普段は会社員。90年代、ガレージパンクに衝撃を受ける。その衝撃を方法論に置き換え、以降、バンド、文筆、イラスト、DJなどの活動を始め、現在にいたる。著書には、ガレージパンクへの偏愛を綴った「SOFT,HELL!」シリーズと、手書きジャケ画集「SINGLES GOING STEADY」などがある。イラストレイターとしてはシーナ&ロケッツ、ザ・ハイロウズ、ギターウルフ、カーネーション、イグワナス、夜のストレンジャーズなどのTシャツやアートワークを手がけている。最近は拾ったり貰ったりしたエロ本の写真をコラージュしたレコジャケを制作し始め、今回の展覧会でも新作を発表すべく日夜カッターとスティックのり片手にグラドルの写真を切り貼りする毎日。
また、かねてより大ファンであった漫画家・須田信太郎と2009年よりコンビで連作漫画を制作し(原作担当)、WEBや「TRASH-UP」誌などで発表中。
http://www.presspop.com/jp/item/itemgenre/books/122/
 
 
 
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